てぃーだブログ › 日々是好日

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2011年01月15日

山ごもり

今年は正月早々、ヤンバルで山ごもりしてきました。
僕の場合は一週間と言う短い期間でしたが、パーマカルチャーという合言葉のもと、
全国から集まった仲間たちと共に過ごす濃密な日々でした。
哲学者のような先生との、そして仲間たちとの対話を通して、
まだ未知の部分が多い農のことを多角的に学びました。



山に登れば山の、谷を歩けば谷の木々があります。
その風景に慣れ親しんだ人の話には経験の分の重みがあり、
僕もいつかそんな話を次の世代に伝えたいなと思うのです。



自然のままでもなく、人がすべてを取り決めるのでもなく、
人が手をかすことによってしか為し得ないバランスを保とうとする動き。
パーマカルチャーが目指すそのバランスに強くひかれる自分がいました。



人は自分の範囲を広げていくことを学んでいく。
人里離れた山奥で感じたことは、
そんな人の原点に立ち返る大切なことでした。



みなさんにとっても、今年が良い年になりますように。
それでは、おやすみなさい。  


Posted by makomako at 03:12Comments(2)

2010年10月27日

人生逆戻りツアー

素晴らしい本に出会いました.
泉ウタマロさんの「人生逆戻りツアー」という本です.
帯に書かれている通り,確かに読んだら景色がかわりました.
オススメです.  


Posted by makomako at 00:04Comments(0)

2010年05月21日

水彩画

水彩画に挑戦してみました.
絵筆を持つのは,小学校ぶりなので,
筆に絵の具をつけるだけで,
なんだか恥ずかしくなってしまいます.



思いついたままに筆を動かし,
白い画用紙に色を落としていきます.
数枚描きながら,
ふと,昔は画用紙の空白を全部塗りつぶそうとしていたことに気づきました.
空白を楽しむ心の余裕のおかげでしょうか,
昔とは違う絵を描けているような気がします.



みなさん,おやすみなさい.  


Posted by makomako at 00:54Comments(0)

2010年05月20日

日常の中の余白

新しい箸置きを作ってみました.
黒土を白化粧でコーティングしたシンプルなものです.



箸置きが無くても別にこまったことにはなりませんが,
食卓の風景に紛れこむことで,そこに確かな余裕が生まれます.

箸置きが作る,日常の中の余白を思いつつ,
今日も,ひとつ,ひとつ,箸置きを作っていくのです.  


Posted by makomako at 03:02Comments(0)

2010年05月16日

琉球ニライ大学

琉球ニライ大学の開校オリエンテーションに行ってきました.



琉球ニライ大学とは,首都圏で4年ほど前にはじまったシブヤ大学の沖縄姉妹校です.
シブヤ大学は普通の大学と違い,大学の校舎がありません.
そのかわりに,シブヤ大学では,シブヤの町全体を校舎と見立てることにより,
通常の学校法人ではできなような,参加者主体型の学習体験を繰り広げています.

琉球ニライ大学では,沖縄の島全体を校舎として見立てるそうなので,一応現時点で日本最大の大学ってことになるんですかね (^_^)
「これ面白そう」とか「これならみんなと共有できるかも」という一人一人の思いを「授業」という形でシェアできるってのはとっても面白いですね〜.

まだ始まったばかりの沖縄ニライ大学ですが,これからこの活動がどういうふうに広がっていくのかとっても楽しみです.  


Posted by makomako at 23:59Comments(0)

2010年05月09日

ワクワクの源泉探し

今日はソースのワークショップを受けてきました.

ソースのワークショップでは,二日間をかけて自分の中にある「ワクワクの源泉」を探っていきます.まだ,一日目が終わったばかりなので,はっきりとはわかりませんが,今日のワークでは,「土」や「旅」に関係する項目が沢山出てきたような気がします.昔のエピソードをみんなとシェアしながら,自分の中の「ワクワクの源泉」を探る旅は,それ自体で結構楽しいものですね.

自己啓発系の本は片っぱしから読みまくってますが,その中でもソースは結構オススメの本です.
よろしければ,どうぞ.

ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。 (単行本)
マイク マクマナス (著), ヒューイ 陽子 (翻訳)
amazonへのリンク

それでは,おやすみなさい.  


Posted by makomako at 00:55Comments(0)

2010年04月13日

再来沖でのセミナーラッシュ

「ユダヤ人大富豪の教え」の著者でありお金の専門家である本田健さんといい、元フロリダディズニーワールド副支配人の上田比呂志さんといい、ベンチャーマッチングを日本最大規模で行う早川周作さんといい、最近は再来沖でのセミナーラッシュですね~。

そんなそうそうたるメンバーの中で、そこまで告知されていないけれども、前に聴きに行って結構良かった方の再来沖セミナーを今日は一つ紹介です。

その方は、佐藤智子さんです。
佐藤さんは以下のプロフィールを見ても解るとおり、現場で鍛えあげられて独自のコミュニケーション法を確立した方です。自分の中の心の声を聴いて動くと何がおこるのかということを、ダイナミックな例で示してくれるのでお話を聴いてるだけでも楽しいです。前回のセミナーでは、「自分の渡したい情報ではなく、相手の欲しい情報を渡す」ということなど、すぐにでも生活に取り入れて、練習することができるスキルをいくつも学びました。

もし、よかったらどうぞ~。

以下、主催者の方からの情報です。

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佐藤智子さとうともこ<プロフィール>

雑誌編集者として、20年近くの経験を持つ。青春出版社月刊女性誌「SAY」編集部14年在籍。有名人インタビューと恋愛企画担当。1万人取材と恋愛企画100本を手がける。月に計20人くらいの芸能人、文化人に会う。読者からの電話悩み相談も10年近く1万件受ける。ほかに、人間関係、ビジネス、美容、ダイエット、占い、旅、ドキュメンタリー、暮らし方などの企画担当。昨年夏、フリー活動開始。セミナー講師としても活動中。小学校・中学校・高校教諭免許取得。沖縄、東京、広島で開催。


<セミナー① >
「毎日がハッピーになる、人との出会い方と活かし方」

 ~人とのつながりが多くの恵みをもたらすエピソード集~

 1万人取材の中からのインタビューエピソードや裏話など 

 出版界の裏事情や現状なども織り交ぜていきます。

 最新情報も公開致します!!
(※話すエピソードはセミナー毎に変わります。)

料金2000円

●4月14日(水)ゆいの街にて   13:00開場 13:30~16:30

●4月16日(金)あやかりの杜にて 18:00開場 18:30~21:30


<セミナー ②>
○すでに自分のビジネスを持っている方や目標を実現させたい方向け。

・2部構成でしっかり学んでいただけるようにしております。

「一つの情報から多くを生み出すアイデア術と実行力アップ講座」(1部)

ネタの宝庫をあなたは素通りしていませんか。

どうやって情報をキャッチし、そこから活用していくのか。

「次につながる、人との出会い方」(2部)

人脈とは、こうして作る

料金3000円

●4月22日(木)あやかりの杜にて 18:00開場18:30~21:30



<ワークショップ(半日コース)>

○本格的に学びたい方からの要望をついに実現させました。


「より理解を深めるための、相手のニーズを引き出す質問力強化講座」


インタビュー歴20年の中から培った取材のノウハウを伝授する集中講座。

・相手が心を開く導入のしかた、快く情報を提供してくれる誘導のしかた

・実際のインタビューのやり方

・公開インタビュー

 佐藤智子がインタビューのデモンストレーションをします。

 実際、どのように質問していくのかを公開します。

・実践インタビュー  

 受講者同士でインタビューの実践をします。

・活用方法

 インタビューして得た情報をどのように活かしていくか など。

 料金5000円

●4月23日(金)あやかりの杜 

時間帯: 10時 ~16時 のお昼を除く5時間。

半日かけてプロの取材術を学びたい方は是非一緒に楽しみましょう!


<予約のお問い合わせ先>
jyouhouwarasibe@gmail.com
までよろしくお願いいたします。


<ブログ>「編集者ともちが行く! 毎日がインタビュー」 http://ameblo.jp/tomochi-s/にて配信中。

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それでは、おやすみなさい。  


Posted by makomako at 00:00Comments(0)

2010年04月10日

ワクワクとホルモンの関係

今日は,キナタツさん,佐野浩一さん,本田健さんの講演会に行ってきました.

キナタツさんの東洋鍼灸院には,二週間程前におじゃまして診察を受けていたので,
壇上で本田健さんたちと話しているときにも,とても親近感がわきました.

講演会自体,2000円というのが破格に感じられるほど,身の多い内容でした.
特に,イライラとほんわか,そして依存状態を,
ノルアドレナリン,オキシトシン,そしてドーバミンというホルモン物質に関連付けたのは,
まさに目からウロコでした.
キナタツさん曰く,
オキシトシンによって起こる「ワクワク」は,
朗らかで愛に満ち溢れた感覚を作り出すのに対し,
ドーバミンに突き動かされた「ワクワク」は,
依存状態を作り出し,罪悪感を生むのだそうです.
なるほどですね.

そして,知人の計らいで参加させてもらった,
講演会後の打ち上げも,これまた楽しいものでした.
人は似たもの同士で集まるんですね.
素晴らしい人たちに会えてとっても嬉しいです.
今日もとっても良い日でしたおすまし
みなさん,ありがとうございます.  


Posted by makomako at 02:53Comments(0)

2010年03月13日

子供と大人の対等性

沖縄サドベリー初のオープンスクールということで,
ちょこっとボランティアをしてきました.



楽しかったこと,大変だったことなど,いろいろありましたね〜.
今日一日の体験を通して,
子供の中にある大人の部分と対等に接することの大切さを学びました.
自分が子供に合わせるのではなく,
あくまで大人の部分での対等性を保つことが大切なんですね.
ついつい,今日は自分を下げすぎてしまいました.
反省,反省です.



自分の良さ,そして未熟さを,
そのままに見せてくれる子どもたちは,
ほんとうに素晴らしい.

サドベリーのみなさん,
今日は本当にありがとうございました.  


Posted by makomako at 01:50Comments(3)

2010年03月05日

琉球ウフチジャーマーミ復活プロジェクト

先日,大豆の苗を植えてきました.

今は,まめからひよっと芽が出ただけの小さな苗ですが,
この苗には,みんなの大きな夢が詰まってます.



沖縄には島豆腐というものがありますね.
ふわふわしていて,僕も大好きです.

この原料となる大豆は,
いま95%近くがアメリカから輸入されているものです.
日本の大地で収穫されている大豆ですら,そのほとんどが,
アメリカから輸入されたF1という種を使って栽培しています.

とは言っても,日本がアメリカ産の大豆を常に使っていたわけではなく,
昔は,どの土地でも,その土地に根付いた大豆の種を大切に育てて,
豆腐や味噌を作っていました.
沖縄では,元来,ウフチジャーという大豆の種を使って,
島豆腐や味噌などを作っていたそうです.

ある時,「やはり沖縄に昔から根づいている大豆を育てたいなぁ」と思った方が,
ウフチジャーを探しまわりましたが,
どこを探してもF1ばかりで,沖縄元来の大豆であるウフチジャーの種がみつかりません.
やっと見つけたのが,農業試験場に保管されていた10粒だけ.

「琉球ウフチジャーマーミ復活プロジェクト」では,
そんな種を大切に育てはじめています.
今,少しずつですが着実にその数も増えています.
このプロジェクトに参加している10人ほどのメンバーは,
僕を含めたみんなが,
いつの日か沖縄の島豆腐や味噌などが,
ウフチジャーで作られる日が来ると,信じています.





「ひと粒のタネから広がる未来・・・」.
そんな未来を考えるだけでわくわくしてしまいます.

  


Posted by makomako at 09:12Comments(2)

2010年03月03日

フェニックス・オフィスの学習合宿

フェニックス・オフィスの黒澤義巳さんによる,
沖縄初の学習合宿に行ってきました.



基本的に土・日の二日間,ずーっと勉強です.
これだけ聞いたら,「何だそりゃ?」と思うかもしれませんが,
それでも,今まで50回以上おこなってきた合宿で,90%以上の子どもたちが,
「楽しかった」「また来たい」と言っているのには,ワケがあります.

この合宿でするのは,基本的に学校ですることの「予習」です.
でも,なぜ予習をするのでしょうか?
それは,学校というシステムの中での時間を有意義に使うためです.

現代において,子どもたちは,相当な時間を,学校という組織のなかで過ごします.
そして,その中でも,かなりの時間を,授業に費やしています.
この時間を無駄に過ごすのは,あまりにももったいない!

僕も経験があるのですが,
予習をせずに授業に挑むと,
大体の場合は目的なしに聞くので.
何も吸収できないままに授業が終わってしまいます.
それに比べて,予習をしておくと,
「予習で分からなかったところを聴く」という目的意識を持てるので,
とても有意義に時間を過ごすことができます.
なによりも,こっちの方が,断然楽しい!

しかし,子どもたちに「予習しなさい」といっても聞きませんよね.
そこが,黒澤先生のうまいところです.
この合宿では,子供たちが「予習」のやり方を体で覚えられるようになっています.

先生が関わるのは,子どもが助けてほしいと言ってきた時だけ.
基本的に,先生は見守るだけで,必要なときにだけ助けるというスタンスです.
ここらへんは,サドベリーと同じですね.

黒澤先生は,「すくすくと子供が育つ環境作り」を目指しているのだそうです.
この合宿は,子どもたちが「問題解決能力」と「自己決断能力」をつけるためのもので,
勉強するためのものではありません.
あくまで,勉強により,生きる力をつけるためのものです.

さすがは,黒澤さん,とっても考えてあります.

アメリカでとられた統計によると,9割以上の人たちが,「もっといろんなことに挑戦しておけばよかったなぁ」と後悔しながら亡くなるのだそうです.
この9割の中に,勉強がとってもできたという人は,きっと沢山含まれているでしょう.
でも,ほんとうに生きる力がある人はほとんど含まれていないのではないでしょうか.
そこに,黒澤先生が合宿で提供するものの本質があります.

学校の授業をうまく利用して,
生きる力をつける糧にするというスタンス.
とっても同感です.

黒澤先生,一緒にお話していただき,ありがとうございました.
またの来沖を楽しみにしてます.

フェニックス・オフィス
学習合宿 in 沖縄  


Posted by makomako at 00:54Comments(1)

2010年02月27日

情報の取り扱い説明書

フリーの編集者である,佐藤智子さんの講演会に行ってきました.

現在進行形のリアルな仕事術&スケジュールなどを交えて,情報を流すことに関する,いろいろなお話を聴かせて頂きました.

その中で2つほどとても印象的なお話がありました.

1つ目は「情報のリサイクル」というお話です.

オンラインオークションでは,
素人目にはゴミとしか思えないような物が,
数十万円で取引されたりということが良くあります.
これは情報でも同じことが言えて,
自分にとってはゴミのような情報でも,
他の人にとっては宝になったりするのだそうです.
自分にとっての当たり前は,他の人にとっての当たり前じゃないんで,
確かにそうなのかもしれませんね.

2つ目は「レス(反応)は速く」というお話です.

メールや電話などを,すぐに返すということは,言語になったメッセージの内容だけではなく,相手に対して「あなたのこと,気にかけてますよ.尊敬してますよ」という言語外のメッセージも同時に送っていることになるのだそうです.

それに対して,「レスしない,本気で聴かない,スルーする」っていうのは,「あなたのこと,そんなに気にかけてませんよ.あなたのこと,あんまり尊敬してませんよ.」というメッセージを送ってしまうみたいですね.

コミュニケーションにおいて言語が占める割合はたったの7%という心理学実験の結果などからしても,この「レスを速くする」というのはとっても大切なことなのかもしれませんね.

今日も有り難いお話が聴けて,とっても嬉しいですニコニコ

それでは,おやすみなさい.  


Posted by makomako at 01:40Comments(0)

2010年02月25日

情報わらしべ長者

明日、金曜日は、「情報わらしべ長者」という講演会が、
あやかりの社で開催されます。

講演者である佐藤智子さんのことは、まわりの友達から何度か聞いているのですが、
実際に会うのは明日が初めてです。
どんなお話が聞けるのかとっても楽しみです。

もし、よろしければ皆さんもどうぞ~。

以下は主催者からのメッセージです。

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明日、いよいよ
「情報わらしべ長者」佐藤智子さんの講演会です。

今回は「相手に感謝されながら、情報を引き出す方法」や、「幸せを招く情報リサイクル」。「ニューヨークでのビジネス最新情報」。「フリーになって提案した仕事を100%獲得できてる秘訣」等充実した内容です。

普段は東京で活躍されており、滅多に沖縄には来れないため、佐藤さんの話は貴重です。

彼女は有名人を含む延べ1万人以上の方への取材やプロの編集者として20年以上のキャリアを持っています。
その独自の手法は多くの方から支持されています。

日常の生活にすぐに使え、人生に幸せな循環を起こす智恵を学んでみたい方は是非参加されてみて下さい。

日時:2月26日(金) 受付開始18時 開演18時半

場所:あやかりの社(もり)
金額:2000円

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それでは、おやすみなさい。  


Posted by makomako at 20:43Comments(0)

2010年02月23日

大きな節目

今日,僕の人生におけるひとつの大きな節目がありました.

傍から見れば,一種のゴールなのですが,
僕は,「人生に節目はあるけれども,ゴールは無い」と思っているので,
やはり今日は,大きな節目です.

自分のことがキライでどうしようもなくなったことも,
周りと自分を比べて,苦しくなったことも沢山ありました.
そんな経験を通して,自分を受け入れること,
そして他人と比べないことを学びました.

何度も何度もくじけそうになりながらも,
ここまでやってきた自分のことを,
本当に良くやったと褒めてあげたいです.

いろんな方々に支えられてここまできました.
ありがとうございます.
縁のあった皆様,そしてこれから縁のある皆様,
ほんとうに,ありがとうございます.  


Posted by makomako at 03:00Comments(0)

2010年02月22日

平成22年2月22日22時22分22秒

今日の22時22分22秒には,2がたくさん並びますね.

ちょこっと,嬉しい感じなので,
その時間を迎える前に,
みなさんと,おすそ分けですニコニコ.  


Posted by makomako at 10:12Comments(2)

2010年02月21日

農業と教育における,足し算と引き算

じゃがいもを掘ってきました.

大地の栄養を十分に吸収した,まるまるとしたじゃがいもが,
ひっくり返した土の中から,コロコロと顔をのぞかせます.
そんないもたちを見ていると,
ほくほくと優しい気持ちになるのです.



そのときに,僕の師匠から,農業には「足し算の農業」と「引き算の農業」があると教えて頂きました.

「足し算の農業」では,作物が育つために良いと思うものを生産者の都合でどんどん与えるのに対し,
「引き算の農業」では,作物が育つ力を信頼し,土作りと必要なときのサポート以外のいらない手出しは一切しないのだそうです.

この二つの間にある決定的な違いは,なんでしょう.
それは,植物に対する「信頼」です.

足し算の農業には,「ちょっと危なっかしいなぁ」という怖れがあり,
引き算の農業には,その怖れがありません.

この農業における図式は教育にもそのまま当てはまるような気がします.
大人が子供に必要と考えるものを与える「足し算の教育」と
子供の育つ力を信頼した「引き算の教育」です.
「足し算の教育」には怖れがあり,
「引き算の教育」には怖れがありません.

愛とは,怖れを手放すこと

ジェラルド・G. ジャンポルスキーさんの名著が示すように,
怖れを手放すことが愛ならば,
本当の意味で愛のある「引き算の農業」や「引き算の教育」が,
これからの時代を作っていくのではないでしょうか.  


Posted by makomako at 23:46Comments(2)

2010年02月20日

「壊して作る」と「完全に真似る」

山崎拓巳さんと野田宜成さんの講演会に行ってきました.

拓巳さんは,とってもスタイリッシュで,
男から見てもカッコ良かったですねぇ.
ちょうど,その日が彼女の誕生日だったので,
「彼女への誕生日プレゼントにもサインして下さい」と頼んだら,
拓巳さんと全く関係のない本であるにもかかわらず,
「もちろーん」と快くサインを書いてくれました,
気さくで,とっても良い方でしたよ〜.



野田宜成さんの,伊勢神宮が2000年近くも続いている秘訣についてのお話も面白かったですね.
その伝統伝承の秘訣とは2つあって,一つ目は「壊して作る」ことだそうです.
伊勢神宮は20年ごとに建物を新しくするらしく,
常に移動に備えて,新しい本殿を建設をしているのだそうです.
もう一つは,「完全に真似る」こと.
雅楽は口頭伝承で,30人のお弟子さんが完璧に真似ることができるようになるまで,練習するのだそうです.

「壊して作る」と「完全に真似る」.
文字による伝承にも良いところがたくさんありますが,
実はこのやり方が最も理にかなっているのかもしれませんね.

山崎拓巳さん,野田宜成さん,楽しくてためになるお話ありがとうございました〜.  


Posted by makomako at 23:36Comments(0)

2010年02月19日

新しくて古い,手づくり市

国際通り路地裏で,新しい手づくり市が始まります.
時間が止まってしまったかのような路地裏の二階.
多くの観光客が通る国際通りを目の前に,忘れ去られてしまったような空間で,この市は開かれます.



新しいけれど懐かしい香りのするこの手づくり市は,これからどのように育っていくのでしょうか.いまから,楽しみです.



ちなみに,この手づくり市のことは,「工芸はごろも」さんに教えていただきました.
一翠窯や火風水さんなどの作家さんが有名になる前から,
ずっとサポートしてらっしゃるおじさんの,
「いいもの」を観る目と,
そのほがらかな人柄に,
僕は那覇に行くと,いつも
ついぶらりと「はごろも」さんに寄ってしまうのです.  


Posted by makomako at 13:16Comments(0)

2010年02月15日

上田比呂志×早川周作×井口晃 沖縄講演会

3月7日(日)に,「あなたの夢を実現化する3大賢者講演会」と題して,上田比呂志さん,早川周作さん,井口晃さん3人の講演会が開かれるそうです.

詳細はこちら

おきなわマラソンを走り終わった後に,まだ余裕があったら行ってみましょうかねひよこ.  


Posted by makomako at 22:09Comments(0)

2010年02月13日

土づくりと雑草

友達の農場で,にんじんを抜いてきました.
生命力いっぱいのにんじんが,肥沃な大地にすくすくと育っていました.



この農場はちょこっと変わっていて,
すでに十数年もの間,自然農でやっています.

自然農では,土づくりを大切にするのだそうです.
そして,その土づくりの過程で,雑草が変わっていくという興味深い話をしていただきました.

土づくりのためには,まず,始めに農薬散布を止めます.
そうすると,まず食べられないような雑草がわさわさ生えてくるのだそうです.
その雑草は,土の中にたまった,悪い物を体内に含んでいるので,人は食べられない.
でも,それを虫が食べる.そして,そのまま虫は死んでしまう.
まるで,「こんなもの食べちゃ危ないよ」と言うかのように,

そして,7年かけて,土が変わり,食べられる雑草が徐々に生えてくるのだそうです.
そこまで土が出来てくると,農薬を散布しなくても,作物が虫に食べられまくるということはなくなるのだそうです.

僕たちが,形がわるくなるから,収穫量が減るからという理由で,悪者扱いしている虫たちも,何らかのメッセージを発信しているのかもなぁと考えさせられるお話でした.

そう考えると,僕たちのかかる病気も,僕たちの抱える問題や悩みも全て,実は僕たちを必死になって助けようとして起こっている出来事なのかもしれないなぁ,ありがたいなぁ,と思ったりするわけです.

それではみなさん,おやすみなさい.  


Posted by makomako at 22:42Comments(0)